ある夜の出来事

一旦就寝されたA様がフロアへみえました。

耳が遠く言葉が聞き取りにくい方なので、

筆記ボードでやりとりをすると、どうやらお腹が空いたご様子。

餡で飲み物を作ってお出しし、

召し上がっているうち巡回時間になった為、フロアを離れました。

ス「ゆっくりしていってくださいね。」

A様「ありがとぉ」

巡回から戻ると机の上のボードに

「ごちそうさま。おしかた（美味しかった）」

のメッセージと膝にかけたタオルが畳んで置かれていました。

無事戻れたか確認に居室に伺うと、ベッドで休まれていました。